私、その後

転職のいきさつを綴った「何者にもなれなかった私へ」を公開してから4ヶ月ほど経ち、入社してからは半年が過ぎました。今読み返してみると、どうして自ら壁に頭を打ち続けるような生活を続けられていたのかと不思議な気持ちで、なんだか遠い世界のことのよう。たった一年未満に起きた自分自身のことなのに。そして生活を重ねていくうちにまた変化があったので、それを記しておこうと思います。

まず、今も転職した会社で働いています。入社した当時はとにかく仕事内容のレベルが今までの自分では歯が立たず、知識のなさすぎる自分を恥じたり投げ出したくなったりもしました。それに加え、人間関係やら会社以外でのストレスで「あ、なんか無理」と急に思った日がありました。入社して一ヶ月くらいだったかな。その日、定時に会社を出て無意識に表参道へ向かっていました。CELINE、LOEWE等々ハイブランドのshopが並ぶ道を歩き、それからACNE、DRISなどを眺め、undercoverで古傷がなんだか疼き、Chrome Heartsで重厚感のあるシルバーに物欲が溢れ、BLAMINKでは服の質だけではなくインテリアにも圧倒され、それからRick OwensでRICKZILLAを拝んで、Aesopの薬瓶に囲まれ香りを吸い込み、結果ものすごく復活したのでした。我ながら単純すぎる。
会社はおしゃれさゼロ、ファッションとは真逆の世界で服もオフィスカジュアル(毎日ユニクロ)、バッグはzozoで適当に買ったA4が入る合皮のトート、髪の毛もひっつめてメイクも適当、デスクの上はシンプルさ優先、文房具は支給されたもの、なんていう生活だったので息が詰まったようでした。私は好きなものに囲まれていないとダメだった。

変えられるところからということで、翌日デスクにLOEWEの香水の箱と小さな花瓶を飾り、大理石のペンたてを置きました。仕事中目に入るところに好きなものたちがあるだけでこんなにも気分が上がるのかと地味に実感したところに、「これは何?お花?中身は入っているんですか?」と質問が飛んできます。「えっと香水の箱で」「中身は入っていないの?」「はい」「へえ〜」(ナンデ?ナンデ?空ノハコ?)という純粋な疑問の視線。花瓶にいたっては「加湿器ですか?」(違います)、大理石のペンたてはオレンジブラウンの色味と模様の出方がCELINEの店内にある置物っぽい〜と非常に気に入って色違いで二つ購入したものでしたが、墓石のような扱いでした。(ヒドイ)(ちなみに全員違う人です)
でもなんかどれも自分が気に入ってるものだし、何を言われても全然平気だなと笑ってしまいました。
そこからじわじわと小物を増やしているところです。仕事する気あるのかと怒られるくらいまでは突き進むつもり。

 
着る服については生きてきたなかで一番興味が失せました。週5でユニクロをかわるがわる着ているだけで、休日のために買うほど気力もなく。でもだんだんそれに飽きてきました。今まではこの服はいいものなのかと誰かからの評価を気にしたり、おしゃれに見られたいとか、痩せて見えたい(私はこれが一番強かった)とか、そんな思いが先行していたような気がします。一回ファッション辞めてみると非常にどうでもいいことに捕らわれていたんだとわかりました。いきなり脱ユニクロできるほど投資は出来ないけれど少しずつ変えていけたらいいな。しかしながらオフィスカジュアルはデニムNGなのがつらい。スキニーデニムは私のマストアイテムなのに。
パンプスも良いものを履きたいけれど下手したら朝夕ともに満員電車にぶつかる可能性もあるため、お気に入りのパンプスの爪先でも踏まれたらちょっと立ち直れない。ということで置きパンンプスするべき?などと考え中です。

仕事は相変わらずわからないことも多いけれど、なんとなく要領がつかめてきてそれなりこなせるようになったような、なっていないような、そんな感じ。入社してすぐ高度なExcelをいじった日にはマジで無理とか思いましたが、案外なんとかなっちゃうものです。やってみれば平気だし、ダメだったら助けてもらえばいい。組織ってそれがで出来るところ。
以前の記事では今の自分がいちばんいいかも、というささやかな自己肯定感でしたが、今ではこんなに知識もなく経験もないのに果敢に立ち向かってる私サイコーなんていう図々しさまで身に付けました。なんていうか、とても楽です。
もちろん全てが順風満帆なわけではなく、良いことばかりではありません。誰一人とも仲良くなっていないし、わりと試してみたけれど話は噛み合わないことの方が多いし、腹が立つこともしばしば。でもなぜか、多くのことが本当に些細な不満だし、「まあ、そんなもんか」と思えるようになりました。
それにはきちんとした理由があって、私は今の職場に求めているものはただ一つ、安定していることだけなんです。そこがブレない限り、だいたいのことはきっと大丈夫。決められた労働時間と毎月約束された給与、守ってくれる組織とあと数年で潰れないだろうという企業としての安心感。仕事も意外と楽しいし、学ぶことも多い。なのでそれ以外はオプションでしかありません。友達を見つけにいっているわけでもなく、一緒に働きたい人がいるわけでもなく、仕事に夢を重ねたいわけではない。そこまできちんと落とし込んでから転職したので、わりと受け入れられています。

これから転職したりする人へ、私が伝えたいのは「どこにいっても、なんかある」ということ。完璧な職場なんて絶対にありません。理不尽な人はどこにでもいるし、やりたくない仕事もある。私だって職場に仲良くなれそうな人がいて欲しいし、尊敬出来る先輩や上司が欲しいし、寝食忘れるほど仕事に夢中になりたいし、自分の夢を会社で叶えられたら最高だし、嬉しいことや成果が出たら賞賛しあって涙を流せるような仲間がいる組織がいい。でも今回の転職に限ってはそれを追いかけるのをやめました。それが良い方向へ自分を導いてくれたような気がします。自分の中の仕事における軸をぶらさないこと。そして与えられた仕事の中で好きな部分を見つける努力を欠かさないこと。それが出来ていればどこでも柔軟に、力を抜いていい具合に過ごせるはず。

 
それから逃げ出すように辞めてしまった前の仕事について。転職のタイミングで環境がガラッと変わったこともあり、当時のことを考えるのを避けていました。蓋をするように、見て見ぬ振りを続けていくうちに、じわじわと影が濃くなり、私を追いかけてくるようになりました。やめるほどの理由はあった。それは紛れもない事実だったし今もその気持ちは変わらないけれど、突然煙のように消えるようなやめ方をしてしまったことに対しての罪悪感がどんどん大きくなった結果でした。どんな理由をつけてもその罪悪感は消えず、ようやくそこから蓋を開け、ひとつひとつ向き合うことを始めました。そうすると今の会社のあれこれが軽々とかわせてしまう術はどこから身につけたのか、不愉快なことに対して我慢せず発言出来るようになったのは何を乗り越えてきたからなのか、時間やお金、自分自身の価値について考えられられるようになったのは何がきっかけだったのか、ファッションとかそういう世界が持つ空気が自分には必要だと思えたことも含めて、ああ全ては通ってきた経験があったからなんだなと心から思えました。経験は必ず糧になる。そして謝罪と感謝を伝えたところでこの話は終わりになります。息を潜め、けれど確実に私を蝕んでいた影はいつのまにかなくなり、私は自分の幼さに呆れてしまいました。でもきっとここまで時間をかけなければ導き出せなかった本当の、心からの気持ちです。セオリーどおりの結論だったとしても、そこに行き着くまでのプロセスで大きなことを学びました。世の中には正解とされるものがたくさん並んでいます。自分の頭のなかにもこれがきっと俗に言う正解なんだろうという塊が転がっているかもしれません。それでもやっぱり、納得出来ていないと未消化のままいつまでも残ってしまう。心が動くまでは全て溶けきることなんてないんです。自分の心が反応するまで待つことの重要さ。焦ってその結論を自分のものにすり替えようとしなくてよかった。

2018年1月1日の日記には「全てを捨てたってかまわないし、全て変わってもいい」と書いていた私。そこにある“全て”は数ヶ月後に捨てたことになるし、“全て”は確かに変わりました。けれど少しだけ成長した自分は残ったし、変わらない大切な人たちは今も存在しているし、これからまた何か変わることも軽やかに楽しめそう。

西暦に9がつくと決まって思い出すのは1999年のノストラダムスの大予言で、残っているのは結局は終わらなかった世界になんとなく失望もしたような記憶。もう20年も前の話。明日生きているかどうかも誰一人わからないし、あと何時間後に命を落としてしまうかもしれない。何の変哲もない日々だってどこかが傷ついて機能しなくなったり、いつのまにか再生されたり、そんなことを繰り返しながら毎日全ての人が自らの死にそれぞれ近づいていくのだと、それだけは平等なのだと思いながら、今日も眠りにつくのです。
人生の伏線をものすごい勢いで回収していった2018年が終わり、静かな平成最後の幕開け。
初詣のために山門をくぐった時、全てを引き剥がすかのような風が吹いて、年が変わったことを肌で感じた日のこと、きっと忘れないと思う。

 

おすすめ入浴剤 BEST10

初めての一人暮らしは18歳の頃、絶対譲れない条件の一つにバス・トイレ別があるほど当時から湯船に浸かることが日常でした。とにかく冷え性なので、シャワーだけでは温まらずにすぐ手足が冷たくなってしまいます。冬はもちろん、夏もエアコンなどで体の芯から冷えていることが多いのでルーティンから外せません。何時に家に帰ってもお湯を溜めるところから寝る準備のスタート。入浴剤も欠かせないアイテムです。入れると入れないのでは気分はもちろん、身体の調子も全然違う。ということで2018年冬のおすすめ入浴剤ベスト10をお届けします。

 
[MARKS&WEB] ハーバルバスソルト ゼラニウム

ゼラニウムが好きなので何気なく手にとって香りを確かめてみたら「アッこれは買わなきゃ」と即決したMARKS&WEBのバスソルト。微かなバラのような、と説明にあるのですがとにかく華やかです。気分が落ちている時は迷わずこれを選びます。少しだけ多めにお湯に入れて溶かし、ゆっくり沈んで顎のあたりまで浸かってゆっくり深呼吸するといい香りしかしないので脳が喜びます。本当です。心が華やぐとはこういうことか、と実感するので、MARKS&WEBの前を通った時はぜひ香りを確かめてください。そして「好きかも」とほんの少しでも思った人は絶対に買ってください。香りが浴室に広がるとそこが最高の楽園になります。本当です。あまりにも好きすぎて、先日も友人にプレゼントしたばかり。本気で激推しバスソルト。詰替えが1,000円以下で変えるのも嬉しい。今後も切らさないだろうという確信しかありません。

 
[SHIGETA] バスソルト グリーンブルーム

今までいくつリピートしたかわからないくらい大好きなSHIGETAのグリーンブルーム。ボディミルクとボディソープも所持しています。私がひのきの香りが好きになったのもグリーンブルームがきっかけ。ひのきやユーカリがメインですが、オレンジやベルガモットも成分の中に含まれているので森の中に行きすぎない絶妙なバランスにとにかく夢中、洗練された香りです。森林浴しているような気持ちで最高にリラックス出来るので、休みの前の日とかご褒美的な気分の日に。

 
[epsom salt] ひのき 日本酒風呂

何年か前に一気に流行ったエプソムソルト、検索していたらAmazon限定のひのきが見つかったので即購入。優しいひのきの中にほんのり日本酒が香る程度で、強い香りが苦手な人でも大丈夫そう。エプソムソルトは量をケチると効果が半減するので、ここは言うとおりにドバっと使います。そうすると5分をこえた頃から身体の隅々まで温まり、10分をこえると大量の汗が出てきます。汗をかくとすごくスッキリするし、お風呂上がりもずっとポカポカしていて爪先も寝るまで温かいままなのが嬉しい。それから肌がすべすべになる気がします。今日は汗をかきたい!という気分の時はコレ。なくなったらリピート確実。

 
[バブ] 薬用メディキュア 温もりナイト

ドラッグストアでもこまめに新製品をチェック、バブへの信頼は厚いのですぐ買っちゃう。これは個包装で一つ試して、良かったのですぐに箱で購入しました。パワー系のものは平日に使うことが多いです。なんていうか、力技で復活して翌日に備える感覚。ラベンダー&シダーウッドの香りもすごく好き。それから本当に寝るまで冷えなかった。高濃度炭酸すごい〜。シュワシュワする音も儀式っぽくて聞くと落ち着きます。錠剤が薄紫なのも好きなポイント。

 
[無印良品] 瀬戸内海の塩 バスソルト ひのきの香り

これはとにかく香りが好き。とにかくひのきです。むあっとするようなひのき。ひのき好きにはたまらないひのき感。ひのき連呼ですみません、それくらいひのきです。切らさないバスソルトのひとつ。ひのきの気分の時に。ひのきでゲシュタルト崩壊しそう。はい、これはまぎれもなくひのきです。

 
[Kneipp] バスソルト ユズ&ジンジャーの香り

ドラッグストアでついつい買ってしまうクナイプ。ユズだけだったら買っていなかったような気がするジンジャーとの合わせ技。結果、最高です。ユズのほろ苦さとジンジャーのスパイシーさで、冬に浸かるお湯の香りとしてはうってつけ。これボトル買ったほうがいいかも。それくらい好き。

 
[回生堂] つるぽか特濃

自宅で出来る酵素浴、つるぽかに特濃が出ていたということで今年はこちらを購入。米ぬかと海藻の酵素液でつるつるになります。ポリタンクが場所をとりますが、それを差し引いても常備しておきたいつるぽか。使い始めてからスクラブなどしなくなりました。肌を痛めることなくすべすべに。

 
[石澤研究所] 毛穴風呂

かなり直接的な表現の入浴剤ですが、重曹パワーで全身サラサラになります。3大つるつる成分とされる重曹、AHAフルーツ酸)、ヨーグルトエキスが配合されているそうで、角質除去メインのもの。お掃除力が強いのでつるつるというよりサラサラ。お風呂上がりは保湿必須ですが、たまに使いたくなるので常備。あまり売っている場所を見かけないけれど、地味におすすめです。

 
[Kneipp] バスミルク コットンミルクの香り

“やわらかで透き通るような コットンミルクの香り”
無視出来ない単語の詰め合わせ。やわらかで、透き通って、コットンでミルクって、みんな絶対どれかは好きだよね、、、という。甘すぎないミルクの香りが上品。シアバター配合なのでお風呂上がりもしっとり。今回のラインナップの中では一番女性らしい香りのアイテム。気分を変えたい時用にいくつかストックしてます。

 
[バブ] 森の香り

短め入浴にも、というフレーズに惹かれて購入。長く浸かる時間はとれないけど、入浴剤はいれたいし疲れもとりたい、なんていう平日真ん中くらいに登場するバブ。サッと浸かってサッと眠りたい日にぴったり。森の香りもクセがなくて、そういうところも好き。短め入浴でもこれを入れるか入れないかで温まり具合が違うので、バブの実力かなりすごいのかも。

毎日のことなのでコスパも大事、でも気分も上げたいし、好きな香りは常備したい。冬は特に効能も大切。
どんな時でもお風呂に入ると元気になります。たとえ涙を流しても、その分だけスッキリ出来る。
これからもふやけない程度にいい香りのお湯に浸かっていきたいと思います。

 
 
いつのまにかSHIGETAに公式楽天SHOPがありました。知らなかった〜。課金してしまう予感。

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エプソムソルトひのきはAmazon限定だそうです。他の香りも気になる。

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つるぽか特濃、オフィシャルサイトはこちら

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クナイプボトルはネットで買うほうが良さそうな850g。

クナイプ バスソルト ユズ&ジンジャーの香り 850g

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以上、BEST10でした♡
 

Repeat item

[BOBBI BROWN]SKIN NOURISH MASK

顔を洗った直後からしゅわしゅわ〜と水分が抜けていくのが目に見えるんじゃないかというくらい水分保持能力が低い肌。粉をふくというより内側で突っ張るかんじ。肌の薄さを指摘されて、そうだったのかーと納得、おすすめされたこのクリームをなんとなく買ってみようかなと使い始めた日から欠かしたことはありません。それくらいなくてはならないアイテム。
洗顔後すぐに顔にぱぱっと伸ばします。はじめはボンドっぽくてわりともったりしているのであまり伸びませんが、適当に顔の何箇所かに置きます。ムラになっているくらいで大丈夫。5分くらいたってから馴染ませようかなと肌に触れるとスルッと伸びます。お風呂上がりについ保湿を後回しにして季節関係なく顔がパリパリになる人へは心からおすすめしたい!顔洗ってすぐ化粧水つけてもすぐ乾いちゃってああ早く乳液つけないと〜と思っていたのが、乳液つけるのを忘れるくらいこのクリームの保湿力が高い。気づいたら「あれっ化粧水までしかつけてない!フタしてないけどパリパリしてない!」と感動します。もう何本目かなあ、迷わずに前のめりでリピート。
 

[BOBBI BROWN]INTENSIVE SKIN SERUM FOUNDATION

別名:漢方ファンデ。カバー力重視だったのを別にいっかにシフトしたタイミングで使ってみたら適度なカバー力と肌が疲れないことに加え、色が良すぎて他を試すこともなくリピート。明るい色を選んでも時間が経つとなんか黄色く見えるという悩みを吹き飛ばしてくれたBOBBI、0.5のウォームポーセリンです。このファンデに変えた日に職場の蛍光灯のトイレで鏡を見たらいつもと違う!この光の下でも肌の調子が良さそうに見える!と威力にびっくり。それからパッケージがとにかく好き。唯一の難点といえば黒い瓶なので中身の容量が見えず、なくなりそうなことに突然気づくこと。スポイト部分も劣化しないし、パッケージも見飽きないし、ずっとなくなる気がしなかったよ。でもなくなったら困るので即購入。ちなみに楽天に公式SHOPが出来たのでそこで買ってます。化粧品は安く買うべきではないと思っているので、公式サイトか百貨店で。何かあってほしくないけどどこで買うかも自己責任だし、ほんの少しの安さより結局は安心出来るから。
 

[Lebel]Moii balm work in forest

髪の毛だけではなく手肌にも使えるこのバーム。ヘアサロンで仕上げに美容師さんが使ってくれたのがきっかけで購入しました。私の髪の毛は細くて柔らかいのでどんなに少なめにワックスをつけても洗う前にはどうしても髪の毛に重さを感じていたのですが、これは軽い〜!“なんか髪の毛についてる感”がありません。髪の毛が細すぎて普通の人よりもワックスの重さを感じるんだと思います。ワックスつけるとより絡みやすくなるし使うの好きじゃなかったけれど、これを使い始めてからもう他のもの使えないと本気で思える細い髪の毛さんに全力でおすすめしたい最強軽量ワックス。
アロマティックウッディの香りも最高なんですよね、ヘアプロダクトにありがちな甘くて可愛らしい香りというよりはユーカリとかゼラニウムとかを感じるさっぱり系。サンダルウッドも入ってるから深みもあってただの爽やか系でもなく、ほんのりパウダリーっぽい甘みもある。この香りのシャンプーとかあったらいいのに〜。

少量を手にとって手のひら全体と指も含めてよーく伸ばします。溶かすように手にワックスのベールを広げる感じ。ここがポイント。そこから毛先に馴染ませたあと全体に軽く、根本からフワッとなるように。全体に軽くつけると結んだときもいい感じで毛束を引き出せます。おでこの産毛も最後に押さえます。最初は固めのバームなので朝とか急いでて手によく伸ばさないままつけると「あれ?発泡スチロールの欠片みたいなのがついてるよ?」と言われます。(2回あった) 肌にも使えるバームなので手のひらに伸ばしても変にベトベトしたりしません。とはいえ手は洗っちゃうけど。もうヘアワックス迷わない宣言。ずっと使い続けるから大容量サイズも出てほしい。
 

[Aesop]アンチ オキシダント トナー

いつのまにかAesopの信者になった私。PARSLEY SEEDラインが好きで化粧水・乳液・クリームを使ってます。一番なくなったら困るのがこのトナー。Aesopの化粧水の中でも一番しっとり系らしく、夏場に買いに行ったら止められて違うものを進められました。季節的にはそうするのがいいんだろうけど、どうしても切らしたくないくらい好き。最初サンプル使った時は「これは独特な香りダネー」とちょっと引き気味だったのもすっかり忘れてもはや中毒。主要成分にラベンダーの茎とあるので、ちょっと青臭い香りなのかな〜。私はすごく落ち着く香りで大好きです。BOBBIのクリームのあとにAesopのトナーは欠かせない朝晩の週間。一般的な化粧水だとすーぐ乾いちゃって肌がつっぱってフタをしないと乾く〜と焦ってしまうけれど、この組み合わせはそんなつっぱった自分も忘れます。Aesopは路面店の前を通りかかると必ず入ってしまう場所。あの雰囲気と香りで邪念を払い落としてくれるような気がする。信者なのでニュースレターもしっかり読んでます。Aesop好きすぎてAesop部屋とか作ったひといないのかな。壁面一体に薬瓶並べたいです。これは化粧水というよりもはや安定剤。できれば2〜3本ストックしたい。
 

[ほぼ日手帳]Hobonichi Techo Planner 2019

手帳をリピートするなんて初めてのこと。それくらいお気に入りのARTS&SCIENCEのソニア パークさんがディレクションした手帳。去年購入したときの記事はこちらからどうぞ。何もかいていないページが続くときもあったけど、自分らしい手帳になったなと思えたので迷わず購入。一日一ページの仕様だけど日記のようなものを書かないというルールが良かったみたい。マイナスな気持ちも一切書いてないから手元に残しておきたい手帳になりました。来年はもっと興味やアイディアに溢れてページが埋まるといいなと思います。

 

もう2019年の手帳まで購入してしまって、2018年もあと一ヶ月ちょっとで終わってしまうんだなと今年はなんだか不思議な感覚です。いつも年末は「あっというまだったな〜年々あっというまになるな〜」なーんて思ってましたが、今年はすっごく長かった。去年の今頃のことなんてもはや3年くらい前のよう。色々と変化が大きくて自分自身が起こした行動とはいえついていくのに必死でした。とはいえまだ気を緩められないイベントがいくつかあるので、なにもかも良くなると信じて突き進もうと思います。そんな私に欠かせない5つのリピートアイテムたち。
 
 
 
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「身の上話」佐藤正午

 
「身の上話」 佐藤正午
 

“あなたに知っておいてほしいのは、人間にとって秘密を守るのはむずかしいということです。たとえひとりでも、あなたがだれかに当せんしたことを話したのなら、そこから少しずつうわさが広まっていくのは避けられないと考えたほうがよいでしょう。不倫相手と逃避行の後、宝くじが高額当選、巻き込まれ、流され続ける女が出合う災厄と恐怖とは。”
 

秋めいてくると少しくらい夜更かししてでも小説の世界に浸りたい、ということでいくつか読んだりもしてみたけれどいまいちフィットせず、そんなときこそ佐藤正午さんを読むタイミングだと思い、「身の上話」を手に取りました。
出張で来ていた不倫相手が家に帰るタイミングでフラッとついていったまま逃避行を始めたようなかたちになってしまう女性、その直前に同僚に頼まれて買った宝くじがまさか一等の二億円当選、そこから欺瞞に満ちた日々を色付ける人間関係のもつれ、突発的に起きてしまう殺人、作為的に遂行される死体遺棄、誰がどこまで何を知っているのか?大金が狂わせた現実と流され翻弄され続けた女性の話を、彼女の夫である男性の独白形式で淡々と進んでいきます。
佐藤正午さんの小説の題材はいたってシンプル。奇を衒う登場人物やフレーズで惹き付けようとなどとは一切しません。無駄な小難しさやおしゃれさなんかも皆無。ごくプレーン。だから“宝くじが高額当選したら人生狂った”という常套句のようなあらすじもどう形を変えて差し出されるのか、ゆっくり読み進めよう〜などと悠長なことを言っていられたのも束の間、一日で読み終えてしまいました。久々に見たAM 2:30という表示。興奮冷めやらぬままのエントリです。

本屋さんに行けば小説という類はたくさん並んでいて、その中の一部に「身の上話」も当然含まれているわけなんですが、佐藤正午さんの本を読むたびいつも感じるのは「これは小説の域を越えている」ということ。いや、定義としては同じなんだけれど、巧妙すぎるプロット、圧倒的な文章の気品と体力、そこに繊細さがあり、尚且エンターテイメントとしての興奮を読者の中から湧き上がらせてくれる。植え付けるんじゃないんです。ふつふつと自分の中から湧き上がるのを感じる。何もかもがあまりにも計算されつくされていたことに読み終わったあとに気づき、言葉を失いました。
佐藤正午さんの小説は無駄がない。いっけん、無駄と思わされるような話のつなぎ方だって読み手の感情の波をコントロールしているにすぎないのです。なかなか先が見えなくてモヤモヤする気持ちも、きちんと回収してくれる。夫が妻の身の上話をしているのにどうも淡々としすぎている、という僅かな疑問も、読んでいて登場人物の誰にも感情移入が出来ないことも、最後全て解消します。ああだからこんなにもトーンが抑制されていたのか、と知ったあと、今まで誰にも感情移入できなかった反動で一気に語り手である夫に注がれる。そこからのラストシーンは見事、見事すぎて驚愕。体操選手がクルクルと宙で何回転もしたあとに着地のために揃えられた両足がまっすぐ地面に吸い込まれて一ミリもずれることなく、ピタッと微動だにしない着地を決めたのを見てしまった、という感覚。

今の時代の流行りとは真逆で奇抜さはなく犯罪としてはあまりにも簡易的な演出、だって第一の殺人はフライパンで殴ってる。けれども対比が美しい。幼い頃、妻の母が協会で祈りを捧げるシーンは胸にくるものがあるし、ふとした会話のなかで出てくる「犯罪者のこころに時効はないんだよね」という妻の台詞。けっこう痺れます。みんな何かを背負っていて、罪を許されたいとどこかで葛藤しながら心に秘めたまま日常を遂行している。妻・ミチルはどんどん流されていき居場所を見失っていく。販売所から一等が当たったと知って詰め寄ってくる宝くじを頼んだ同僚のおぞましさ。ミチル自身がそこまで追い込まれ萎縮してしまうほどの罪を、犯したのか?という疑問も、きちんと収束します。ただ、罪の意識がないまま人を殺していき周りを巻き込みミチルを追い詰める竹井という男に対しては、こういう人は対象にする獲物を変えて同じことを繰り返すんだろうなと一種の不快感はありました。一般的なモラルがなく、罪悪感を持つ機能の欠如、自分が正しいと信じてやまないタイプ。けれどもそんな不快さを蹴り散らすようなラスト、夫の決断にミチルに対しての深い愛を感じる最高の読後感を手に入れました。

華美な粧飾、小手先の感動、薄っぺらな文章、奇特さで誘き寄せる手法、それらはここに存在しません。例えるならば、荘厳な雰囲気のなかへ心地よく迎えられて、きちんとしたお品書きを与えられ、完璧なタイミングで料理がサーブされ、目新しいメニューではないのに常識を覆すような美味しさで、ふいに鼻から抜ける香りに箸が止まってしまったり、何かを思い出したりするような懐かしさも漂わせたり、クライマックスに辿り着くまでのお腹の容量までコントロールされ、何がメインかということも明らかで、食べ終わったあとの余韻まで何もかも演出されているような、全てにおいて質の高さを感じさせられるお店のような小説。
緊張の糸が片時も緩むことがなく、けれども張り詰めすぎて切れてしまうこともなく、最後まで繋がり走り続けた、誰かにとっての日常が広がっていました。

大金を所持してしまうことによって狂わされる人間の性質、こちら側の息をするタイミングまで見計らっているような緻密に仕組まれた背筋がひんやりするミステリー、それから圧倒的な構成力。巧妙で繊細な文章からしか感じられない物語を読むことの喜びに、恍惚感で満たされました。
どんな言葉を並べても足りないくらい、素晴らしく芸術的な小説です。

 

身の上話 (光文社文庫)

 

無印良品週間 2018/09

9/29から始まった無印良品週間、今回は狙っていたものがいくつもあったので、充実したお買い物が出来ました。買ったものをざっとまとめます。

1.あたたかファイバー厚手毛布・S/ライトグレー

毎年買い換える毛布、今年は新色のライトグレーにしてみました。肌触りが最高、スルスルで気持ちいいし暖かい。これが今回の無印良品週間の目玉。もういつ寒くなっても大丈夫。

 
2.オーガニックコットン高密度織ボックスシーツ・SD/オフ白

シーツの予備。ちょっと光沢があってホテルのような雰囲気になるのでこのシリーズで揃えています。これは売り切れるの早かった。安く買えて嬉しい。

 
3. 磁器歯ブラシスタンド・1本用 グレー

歯ブラシ以外にも色々使えるスタンド、Aesopのハンドクリームを入れてみたらなんとぴったり。きれいに立った!別アイテム用に買い足しました。ガラスと迷ってグレーに。

ラックの中で倒れがちになっていたAesopのマスクがきちんと立ってます。地味にすっごく嬉しい。ちなみにBOBBIのクリームは蓋が入りませんでした。Aesopとの相性がとにかく最高。Aesopのアイテム使ってる人へは本気でおすすめしたい歯ブラシスタンドの使い方です。

 
4.ハンドクリーム ネロリ

すっきりさっぱりのネロリの香りでベタベタしないハンドクリーム。仕事中の気分転換に。ネロリシリーズはボディオイルとボディソープも愛用。ネロリが好きみたい。

 
5.薬用入浴剤・ミルクの香り(詰替用)

この入浴剤シリーズは何種類か常備していて、今回はミルクを買い足し。普段あまり甘い香りは好まないけれど、そろそろ寒い季節だし、このミルクはおいしい香りで大好き。入浴剤用詰替ジャーに入れ替えてます。切らさないようにしているのはレモングラスとひのき。両方ともスッキリした香りでオールシーズンおすすめ。ミルクの柔らかい甘さは寒い時期限定。

 
6.綿混あったかUネック八分袖シャツ

化学繊維系のインナーだと乾燥してかゆくなってしまうことに去年気づいてから綿混のこちらにチェンジ。今年用に買い足し。袖口からはみ出ることもない八分袖と適度に空きのあるネックラインも着るものを選ばなくて最高です。

 
7.レモングラスグリーンティー 14g

会社でよく飲んでるレモングラスグリーンティー。午後の気分転換に。頭痛にも効く気がします。

 
8.ステンレスひっかけるワイヤークリップ

色々なところで見かける万能ワイヤークリップ。

うちでは洗顔フォームと歯磨き粉を吊るしてます。けっこう重いはずなのに全く落ちません。すごい。きれいに整列してくれるし、スペースも有効活用出来てかなり助かってます。

 
9.ステンレススパチュラ

クリームはスパチュラ派。よくある付属のプラスチック製のものより断然こっちをおすすめ、気分も違います。長く使えるし、クリームの衛生面も考えるとあったほうが便利。

 
10.洗顔用泡立てネット

もう何年使っているか思い出せないほど泡立てネットといえばコレ。一ヶ月に一回は交換しているので買い足し。シンプルで安い、最高。何度も撫でて潰すようにこねるときめ細かいこってりした泡が出来ます。多分これからもずっと使うアイテム。

 
無印良品週間は10/8(月)まで!(ネットは9日の午前10時まで)
まだ間に合うので気になるものがある方はこの機会に是非〜
無印良品愛好家なのでまた定期的に更新します。