【ほぼ日手帳】“arts&science”

毎年一応購入するものの、イマイチ使いこなせない手帳。今年は思考を変えて、一日一ページバージョンにしてみました。しかし一日一ページのものは持ち運ぶのもためらうような分厚さ、何か良い物ないかなと探していたら理想的な手帳を発見。

ソニア・パークさんディレクションの英語版ほぼ日手帳。雰囲気がスタイリッシュで、表紙の“手帳”という文字もなんだかクラシカル。中身も非常にシンプルで好きです。

月間ページ+一日一ページ。月間のほうにはスケジュールを記入し、一日一ページはメモ的に使おうと思っています。例えばその日調べた漢字や印象に残った言葉とか、気になった本など。それから仕事中にわからないことを調べてブラウザが開きっぱなしになっていたことなどを書き写すようにしました。これ必要だなーと思っても閉じたら忘れそうだし…とついついタブばかり増やしていたので、かなり解消されそうです。書くと覚えるし、いつ調べたかも残る。便利!
それから日記のような感情は書かずに、情報やアイディアだけを残していく。読み返しても面白いページになりそうな予感です。

“トモエリバー”という手帳に適している紙質も書きやすく、うすいのに裏写りも気になりません。手で押さえずに写真が撮れたように、180度フラットに開くのもストレスがなくて書きやすい。

普段はこの状態で持ち歩いています。

このクリップバンドが画期的。カバーはつけたくないけど、バッグの中で手帳が開いてしまうはイヤ。でもただのゴムでくくるのもな…というワガママを解消してくれる商品がありました。

この薄さ!段差が出ないよう薄型設計にこだわって作られたこのクリップ。ゴムもしっかりめなのできちんと感が出てすごく良いです。バッグの中で開いてしまってページが折れてしまうなんて心配もこれさえあれば大丈夫。

今年はアイディアの引き出しを増やしたいと思っていたので、一日一ページ手帳はかなり正解かもしれません。(まだ一週間しかたっていないけれど)
年末にどんなマイブックが出来上がっているか今から楽しみです。有意義な一年になりますように。

ミドリ クリップバンドA6用 黒 62307006

「さすらう者たち」イーユン・リー

「さすらう者たち」 イーユン・リー

“文化大革命後の中国。一人の若い女性が政治犯として処刑された。物語は、この事件に否応なく巻き込まれた市井(しせい)の人々の迷いや苦しみを、繊細に丹念に紡いでゆく。ごく普通の人々の嘘や欺瞞、密告などを描きながらも眼差しは優しく、庶民の心を歪めてしまった中国の歴史の闇が、説得力をもって描かれる。”

イーユン・リー
1972年北京生まれ。北京大学卒業後に渡米、アイオワ大学大学院で免疫学の修士課程を終えた後に方向転換し、同大学の創作科に入学して英語で執筆するようになる。2005年に発表した短編集『千年の祈り』で、フランク・オコナー国際短編賞、PEN/ヘミングウェイ賞、ガーディアン新人賞などを受賞。現在はカリフォルニア大学デービス校で創作を教えながら執筆を続けている。文芸誌「ア・パブリック・スペース」の寄稿編集者の一人でもある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

 
物語は1973年3月に当時28歳の女性が反革命分子として処刑される日から始まります。実際に起きた事件を元に書かれているとは信じがたいほど、過酷な運命をもたらされてしまった女性。そこに関わる家族や、同じ街で暮らしている人々の日常、なかなか明るみには出ない苦しみがただそこにありました。
これは処刑された女性が軸となり動く話ではなく、その歴史的事実に否応無しに巻き込まれた人々の日常や心境の揺らぎが緻密に描かれています。かなりグロテスクなシーンもあるけれど淡々と読み進められてしまうのは、きっと卓越した文章力のせい。どこにも偏りがなく、圧倒的な説得力がある。
そして文章だからまだ読めるけれど、映像として想像するとかなり過酷、耐えられません。それなのに清潔であり、知的さがある。思想と言葉を持ってしまったために突き進んだ革命家たちと巻き込まれた市井の人々の嘆きが、なんともいえない余韻をもたらします。

 
「どれだけの川の氷が解け、どれだけの木に花が咲けば、季節を春と呼べるのだろう。でも川や花にとっては呼び方などきっとどうでもいいことで、そ知らぬ顔で忠実に時の周期を繰り返している。」(第一部より)

娘・珊(シャン)の処刑が遂行される朝の父・顧師の心情。凄まじい悲しみとやりきれない思いがこれほどまでに伝わる文章があるだろうか、と一ページめで手が止まってしまいました。ああ、この人が書く文章が絶対に好きだと確信した部分。

春は、だいたいが希望に置き換えられてしまう季節。世界中誰しもがそうではないということを痛感させられる、哀しい文章。そして美しく、正しい。春が来るたびに、私はきっと思い出します。今の自分がどういう状況であれ、きちんと地に足がついているか、確認するために。

イーユン・リーの文章は聡明で先天的な高貴さがあり、涼やか。文章から著者の凛としたイメージが湧き上がり、もっと自分の中に取り入れたいと感じました。あと訳された篠森ゆりこさんという方も言葉のチョイスが素晴らしく、ドキッとさせられる部分がいくつもありました。
読後の霧が晴れたような、なんともいえない澄んだ感覚はうまく言葉に出来ません。この本を知ることが出来て良かった。そこまで思い入れられる作者はなかなか出会えないので、もっと読み深めていこうと思います。
 
 
※し‐せい【市井】・・・《古く、中国で、井戸のある所に人が多く集まり、市が立ったところから》人が多く集まり住む所。まち。ちまた。
 

さすらう者たち (河出文庫)

【Aesop】イソップ ルームスプレー “イストロス”

Aesopから発売された3種類のルームスプレー、購入したイストロスは一言で表すと、“異国っぽい”香り。
ピンクペッパー・ラベンダー・ミモザが配合され、甘さもあるけれどスパイシーな要素もあり、ほんのりと心地良いスモーキーさが残ります。

タバコが配合されているとのことだったので、どうかな?と少し心配でしたが、店員さんの「甘苦いという印象です」という説明を受け、それならと購入しました。
店頭で試してみるより、実際にスプレーした時の香り方がふわっと広がって最高! 甘苦いというのもその通りで、部屋で試したほうがよりスモーキーさを感じました。
記憶にはない初めての香りなのに、なぜかちょっと懐かしい気もする、とても落ち着く香りです。

ビジュアルも洗練されていて、光が当たった時の飴のような透け感もおしゃれ。細身のボトルもスプレーしやすくて、見た目・使い心地・ビジュアルと全ての要素の満足度が高いルームスプレー。ギフトにも良さそう!

寝る前に2プッシュするのがほどよく香ってリラックス出来るので、毎晩の習慣にしています。

【Simone Wild】ベルベットソックス


 
ベルベットの靴下が欲しいなと探していたときに画像を見つけてどうしても欲しい!と思ったSimone WildのVelyet Sock’s。
 

 
生地感もなめらかで思っていたよりもフィットします。とにかく肌触りがすごく気持ちいい! 色も悩みましたが、合わせるものと考えてnavyにしました。
 

 
黒のバレエシューズとの合わせがお気に入りです。つやっとした光沢が重くなりすぎず、アクセントに。太陽を浴びるともっと輝きます。
爪先の切り替えがないので、暖かくなったらサンダルに合わせるつもり。
 
靴下に4,000円以上か〜とけっこう悩みましたが、勇気を出して買ってよかった!足を入れたときのスルッとした感触がかなり好きで、特別な靴下を履いているなと気分も上がって納得。バレエシューズなど甲が出るタイプに合わせると存在感もあるので、新しい靴を買ったような嬉しい満足度も!
Demi-Luxe BEAMSやUNITED ARROWSでお取り扱いがあるようです。私はEditionで購入しました。足のサイズは24cmで36-37のサイズがぴったりでした。

次はチャコールグレーかオリーブが欲しいな。
靴下で感じるこの贅沢感、マンネリになりがちな足元の気分転換にもおすすめです。
 

やたらとリップが増えた2017

片手に収まる数ほどしか口紅を持っていなかった私が、急に口紅ばかり買い始めた2017年。15本購入していました。
これは普段口紅を塗る習慣のある女性なら決して多くはない本数だと思うのですが、私の目的は普段塗ることではなく、購入しようという思いを巡らす時間のため。それがまた楽しい。そして届いた物の色味が良かったり、普段も使えそうだったらラッキー!というレベル。なんかすみません。
どの色がいいかな、試したことのないブランドを使ってみたいな、どんな使用感なのかな、SNSで話題の色が気になるな、etc…
全てネットで購入しているため、タッチアップは一切していません。似合わない色もありましたが、ただ所持しているだけでも上がるのがコスメの魔力。

左上段から
CHICCA メスメリックリップスティック 15(ピーチプディング)/35(グレープ)/Celvoke ディグニファイド リップス 09(テラコッタ)/SUQQU エクストラグロウリップスティック 13(冴薊)/04(彩珊瑚)/11(華卯木)/ クレドポーボーテ ルージュリキッドエクラ 14(Sparkling Pale Pink)
ADDICTION リップスティックシアー 007(Desert Rose)/YSL ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ヴィニルクリーム 407(Carmin Session)/NARS オーディシャスリップスティック 9463(BARBARA)/NARS ベルベットマットリップペンシル 2459(BAHAMA)/M・A・C リップスティック (Whirl)/MAQuillAGE ドラマティックルージュ RD533/Dior アディクト ラッカー スティック477(sun valley)/Tom ford BOYS & GIRLS ウルトラリッチリップカラー 05(joan)

この中でも比較的出番が多かったのがマキアージュ RD533とSUQQU 11でした。

マキアージュのRD533はMAQUIA の2017年下半期ベストコスメのリップカラー部門で一位になっていた色です。今年の前半はパキッとした色ばかり気になっていたのですがそんな中登場したのがマキアージュの「あえてのくすみ色」、これがかなり新鮮でそのキャッチフレーズに心惹かれて購入。

パッと見はかなり濃い印象だけど、一度塗りだと透けるディープレッドでかなり取り入れやすい色。(写真はわかりやすいように三度塗りしています)
美容オイル配合ということもあり、水分が持って行かれる感覚は確かにありませんでした。
この“くすみレッド”は鮮やかな赤リップに飽きてきた人にも、赤に手を出しにくいなと思っていた人にも使いやすく、迷ったらコレになること間違いなし。やや暗く感じる赤がすごくいい雰囲気を出してくれて、尚且つ万人受けするおしゃれなくすみ発色。資生堂ってすごい。
MAQUIAのベストコスメに選ばれるのにはやはり使用感、色味ともに納得性のある一本です。

SUQQU エクストラグロウリップスティック 11(華卯木)は後半によく使っていました。SUQQUは3本も買ってしまったほど、かなりお気に入りです。“純ツヤ・純発色・軽やかな使用感を追求したリップ。”とまさにその通りで、ノンパールでほどよい透け感があるのでナチュラルなツヤが出ます。あざといツヤが苦手な人には待ってましたと言わんばかりの質感。13(冴薊)/04(彩珊瑚)はパキッとしたピンク系でどちらもお気に入りで前半はこればかり。気分がくすみカラーになってからは11(華卯木)に移行。
ベージュなんだけどほどよく赤味もあって、元の唇の色よりややトーンダウンするので、今の気分にぴったりくる上に使いやすいなんて、とかなり贔屓しています。
そしてSUQQUは本当に荒れない。これからも集めたいと思えるブランドです。

そして残念ながらあまり使っていないけれどすごく良い色なのでおすすめしたいのが、M・A・C リップスティック (Whirl)!
マットなブラウン、とにかくおしゃれカラー。オレンジっぽさがないのも好み。

こういうイメージだったのですが、かなりマットだったのもあって唇だけが急におしゃれカラーになってしまい、顔全体がついていけませんでした。要するに笑っちゃうくらい似合わなかった。すごく良い色なのに残念…
モードな色やマットが得意な方にはぜひ使ってもらいたいブラウンです。

そして観賞用に購入したのがTom ford!
このサイズで限定と言われるともう何色だっていい!とにかくなんでもいいから欲しい!と思い、やや遅れて参戦したものの素敵な色が残っていました。
“TF”のエッジを崩したくないので未だに未使用です。キャップを開けるたびにニヤニヤ、なんでこんなにテンションが上がるんですかね。

ネットで話題になっていたYSLの407やCelvoke 09もしっかり購入。多くの人を魅了し、売切れになるにはやはり理由があるんだなとどちらも納得の色味でした。Celvokeは再入荷で最近購入したばかりなので積極的に使っていきたいな。

今年は何が話題になるのか楽しみだなと思いつつ、きちんとタッチアップしてから購入する手法も習得しなければと思う年始休み明け直前です。